らふブログ

日々の独り言を書いてます。共感してもらえる部分があれば嬉しいです。

HSP看護師が失敗したときの心の守り方

こんにちは、HSP元看護師のらふです(^^)/

 

皆さんは、仕事や日常生活で失敗したり怒られたりすると、どのように心を守っていますか?

失敗したことを引きずってしまって辛い、中々浮上できない・・・という方もいらっしゃるかもしれません。

 

特に医療の現場は、1つのミスが患者さんの生命を左右する、責任の重いシビアな世界です。

 

HSP看護師の方は、一度失敗すると落ち込んでしまい、切り替えるの難しいことがあるかと思います。

 

私もその中の一人でした。

 

なぜあんなミスをしてしまったのだろう

また同じように怒られるのが怖い

どうしよう…

 

とひたすら不安を増幅させていました。

 

今日は、HSP元看護師の私が失敗をしたとき、どのように心を守っていたか書いていきたいと思います。

 

※すべてのHSP看護師さんに当てはまるわけではないと思うので、興味がある方は参考程度にご覧ください。

 

 

HSP元看護師流、失敗したときの心の守り方

 

 

被害を最小限にする

 ミスに気付くと、HSPの方はかなり動揺すると思います。

 どうしよう、大丈夫だろうか、怒られる、怖い…という気持ちが沸き上がります。

 その気持ちも否定しなくて大丈夫ですが、ひとまず、今できる最善な行動をとることを最優先に意識しましょう。

 たとえば、すぐに報告をして正しい対処を行う等です。

 ミスをしたと思ってから、時間が経過したらした分だけ、状況のリカバリーが難しくなり時間がかかります。

 そうなると、後からやってくる自分へのダメージもその分大きくなります。

 もちろんその行動の一番の目的は患者さんのためです。

 しかし、同時に自分のためでもあります。

 自分への被害を少なくするためにも、なるべく早く最善策を講じましょう。

 

ミスの原因を振り返り、具体的な対策を考える

 仕事が終わったら、なぜそのミスが起こったのか、どうすればよかったのかをしっかり考えます。

 自分で考えるより前に、先輩や上司から怒られつつ指摘をされるかもしれません。

 しかし、原因と対策は自分自身が納得して落としこんだ方がいいです。

 そうすることで、失敗の原因を突き止め、予防策と対処法が分かるのです。

 次からはもう大丈夫、という自信と安心につながります。

 頭だけで考えているとぐるぐると同じ思考になってしまうのであれば、紙に書いてもいいですね。

 HSP看護師は誰よりも深く、原因も対策もわかるのではないかと思います。

 

 

過去には干渉できないことを知る

 原因と対策が分かっても、自分を責める気持ちがおさまらないかもしれません。

 心臓に大きな棘が刺さったまま抜けないような感覚があるでしょう。

 医療職の責任の重さから、ある程度は仕方ない部分もあります。

 ただ、どれだけ自分を責めても、どれだけ周りから責められたとしても、誰も過去に干渉はできないのです。

 タイムマシンでもない限り、過去を変えることはできません。

 起こってしまったことがなかったことにはなりません。

 できるのは、失敗した後にすぐ最善策を講じること、そして今後の対策を考えて、実行していくことだけです。

 

 良い意味で、あきらめましょう。

 

自分はそんなもんだと認識する

 

 「なんでこんなミスをしてしまったのだろう」

  と自分を責めるのは、違う視点からみると

 

 「自分がこんなことするはずないのに」

  という、思いこみがあるように思います。

 

もちろん、失敗がないよう細心の注意を払って仕事をするのは、看護師の責務です。

 ただし、どんなに優秀な方でも、どんなに注意しても、人間である限りヒューマンエラーは起こりえます。

  新人の頃なんて特にそうです。

  自分に、自分の理想を押し付けるのはやめましょう。

 

 「自分はミスもする人間で、こんなもんだな。」

 

 と思うことです。

 

 本来の自分より上のところに置いていた自分を、実際の自分の高さまでおろしてあげましょう。

 

 医療というシビアな特性から、失敗をすれば周りからも自分からも責められる、というのはある程度仕方ないことだとは思います。

 

 ミスを良しとしていては、患者さんを守れませんからね。

 

 なので、どんどんミスをしていいよ、ということではありません。

 

 ただ私が伝えたいのは、HSPの看護師は、誰に言われるまでもなく、誰よりも反省をしています。

 

 もう十分だよ、ということです。

  

 必要以上に、自分で自分を陥れる必要はないのです。

 

 私は医療現場の厳しさから、離職を余儀なくされる同僚たちを見てきました。

 

 本来看護師として最高の資質を持っている優しいHSPの方たちが、つぶれていってしまうのはとても悲しいことだと思います。

 

 心優しく真面目な看護師さんには、良い意味で開き直る精神をもってほしいです。

 

 そんなにいい子で、品行方正な精神でいなくてもいいんですよ。

 

 医療や看護の厳しさを乗り越えれば、HSPさんはきっと強くて優しい看護師になれます。

 心から看護師になりたい!頑張っていきたい!

 そう思っているHSPさんを応援しています。

 

 お読みいただきありがとうございました。